2023.09.19 公開
【ライブレポート】FAIRY FORE、限定復活ライブの「おかわり」でファンを熱狂させる!

FAIRY FORE(※提供写真)  画像 1/7

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続いて、「CHILD OF WIZARD」が始まると、ダンサブルなリズムに心地よく体が揺さぶられる。「何度も」や「いつか」といったワードが繰り返される歌詞に、希望を見つめ続ける姿勢がにじむ。それは若さや青さから生じた言葉だったのかもしれないが、同時に今なお力を与えてくれるものでもある。YASUが初めて作曲した「VIRGIN」を続け、手拍子で同じリズムを刻めば、心地よい一体感が広がった。

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最初のMCでは、PLAY HOUSEが40周年を迎えることに触れ、予定されていなかったこのライヴをすることを決心した思いを語る現王園。アニメの主題歌として子どもの頃に知ったというファンからのメッセージを紹介して、「ジェット」が始まる。歳月の流れや世代を超え、音楽が愛され続けていく証のひとつがここにあった。さらに異国情緒のある旋律に、独特の世界観を漂わせる「MR.BADMAN」を続けると、YASUはかけ声とともにこぶしを突き上げ、ファンを先導。会場の熱は徐々に高まっていく。

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激しく明滅する照明の光の中、「School Days」。現王園の男らしい厳しい表情が照明に照らし出され、繰り返されるリフや気持ちよく揃ったキメに、ロックバンドらしいカッコよさが光る。そこへ「Darling」が優しく流れ出すと、パッヘルベルのカノンのモチーフとゆったりとしたリズム、優しく力強い歌声に会場全体が包み込まれ、さらに亡き人を思う切ない心情が広がった。曲の世界に入り込むファンを前に、いっぱいの光で満たされたステージからメンバーは一度去っていく。

ここで、「年をとった少年たちが息を整える」ための休憩タイム(笑)。リハーサル風景やYASUのトレーニング風景など、思わず笑いがこぼれる映像を交えつつ、今日のワンマンの目標として掲げたSOLD OUTを無事達成したことを報告。入念に準備を重ね、この日を迎えたことが伝わってきた。

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