2021.06.27 公開
ONEPIXCEL、LAST LIVE「サヨナラの前に」で5年9か月の活動に終止符!

photo by 田中真光  画像 1/7

田辺奈菜美傳彩夏鹿沼亜美の3人による東宝芸能発のガールズグループ、ONEPIXCELが6月25日(金)に東京・代官山UNITにて、ラストライブ「ONEPIXCEL LAST LIVE “サヨナラの前に”」を開催した。

【写真】ラストライブを行ったONEPIXCEL(7枚)


ONEPIXCELは2015年9月に結成され、2018年3月にTVアニメ「ドラゴンボール超」のEDテーマ「LAGRIMA」でメジャーデビュー。国内だけでなく、上海や台湾、カナダやメキシコでライブを行い、世界的にファンを拡大。2020年2月には1stアルバム『LIBRE』をリリースし、昨年12月13日(日)には渋谷ストリームホールにて結成5周年を記念したワンマンライブも開催。更なる飛躍が期待されていたが、「メンバー全員が成人となり、今後の活動について考える機会が増えてきたことに伴い、それぞれの目標に向かって進んでいきたいという気持ちが強くなった」ために解散を決断。2021年3月29日にオフィシャルホームページにて、6月のワンマンライブで解散することを発表し、有観客に加えて生配信も行われた本公演をもって、グループとしての活動を終了させた。

ONEPIXCEL、LAST LIVE「サヨナラの前に」で5年9か月の活動に終止符!photo by 田中真光  画像 2/7

3人での最後となるライブは「Final Call」や「Summer Genic」といったアグレッシヴで刺激的なダンスナンバーで幕を開けた。観客によるクラップが鳴り響く中で、鹿沼は「ラストライヴ、最後まで楽しみましょう」とクールに呼びかけ、低音が効いたトランス寄りのEDMロック「Howling」やR&Bのメロディとトロピカルハウスのサウンド感を組み合わせた「Girls Don’t Cry」でも強気でポジティヴな女性像を歌とダンスで体現。

最初のMCでは、田辺がONEPIXCELの最後の瞬間まで目に焼き付けてください」と語り、メドレーへと突入。観客が拳をあげ、タオルや腕を回して大きく盛り上がると、「昨日から緊張していた」という鹿沼は「ライブの前日がオフだったから、二人に一緒にいてくれないか?」と頼んだものの、見事に断られたことを明かして、観客の笑いを誘った。メンバーに対する重すぎる愛をアピールした彼女は、「こんなに緊張しているのは、みんなにいいパフォーマンスを見せたいという気持ちと、今まで応援してくれたことへの感謝を伝え切りたいという思いがあったからです」とコメント。続く、ブロックでは、田辺が歌声だけで目の前の景色をガラリと変化させる「monochrome」、鹿沼がメンバー二人を跳ねのけて歌い、傳がリズム感抜群のラップで魅せる「Slow Motion」とエッジの効いた、切なくもソリッドなステージングを展開した。

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