続いては、先代TPDのヒット曲「キスは少年を浪費する」や先代メンバー篠原涼子の大ヒット曲「恋しさと せつなさと 心強さと」を歌い継ぎ、先代TPDからのファンは歓喜の嵐に。共に、小室哲哉氏の作曲というのがやけに泣けてくる。そして昨年より活動が始まったグループ内派生ユニット“赤の流星”(上西星来・脇あかり)が登場し、美しいハーモニーを奏で、“ぐーちょきぱー”(神宮沙紀、櫻井紗季、飯田桜子)はアゲアゲパーティーチューンで盛り上げそれぞれのカラーに染める。
その勢いのままに、再度TPDが登場し、アメリカンロック調の「Honey! Come Come!」を初披露。遊び心のあるPOPでキュートな1曲とあって、メンバーの弾ける姿や表情が惜しみなく放出され、見ているこちらも幸せな気持ちになってしまう。さらに、ステージと会場が1つになれるコールアンドレスポンスの「FREEDOM」、「SURVIVAL!!」「BRAND NEW STORY」を立て続けに披露したところで、会場のボルテージは最高潮に!そんな中、ラストの1曲でも新曲「SHINY LADY」を初披露。大人への階段を一歩ずつ登っていくために、勇気をもって一歩前に進み伝える、そんな気持ちが込められたエレクトロポップナンバー。起承転結がはっきりとした展開で、リスナーの感情を揺さぶる。
後半には激しいEDM調に変わり、TPDの武器でもあるダンスパフォーマンスでこれでもかといわんばかりに魅せてくる。そして最後には、メンバーの強い想いで未来を切り開いていくんだ!と宣言するようなパートがあり、とにかくエモーショナルな楽曲だ。初披露とは思えないくらい、会場の気持ちが1つになった瞬間を感じられ、多幸感で満ち溢れた。ライブ後のMCでリーダーの高嶋菜七は「今年初のワンマンライブだったんですが、やっぱりワンマンライブは楽しいー!!」と喜びを爆発させ、新曲「TRICK U」について上西星来は「楽曲もパフォーマンスもTPDのセクシーな部分がたくさん詰まっているので、たくさん聴いて、私たちの罠にかかってください!」と可愛いコメント。それぞれの派生ユニットも4月にワンマンライブが決まり、2018年いよいよ本格的に始動したという印象のライブだった。















