東急グループのスポーツ事業を担う会社として、フィットネスクラブやスイミングスクールといったスポーツ施設運営をはじめとする事業を展開する東急スポーツシステム株式会社は、経営資源の戦略的な投資判断を支える経営管理プラットフォーム「DIGGLE(ディグル)」を2021年に導入しました。
経営管理DXの背景や、「DIGGLE」活用による効果についてインタビューを行い本日記事を公開しました。

■導入背景:情報共有の迅速化とペーパーレス化を目指す
・経営を含む、社内だけでなく、ステークホルダーも含めた情報提供スピードの改善をしたかった
・予算・実績および業績見通しに関連する業務の「脱表計算ソフト」「ペーパーレス」を推進したかった
■導入理由:脱表計算ソフトと予実差異の要因分析のしやすさが決め手
・一番の目的だった脱表計算ソフトが可能で、自社の課題解決に一番マッチしているシステムだった
・ドリルダウンで予実差異の要因を簡単に深掘り把握できる点がよかった
■導入効果:精緻な予実の可視化により、各店舗責任者の主体的なコストコントロール・アクションにつながった
・各拠点から直接「DIGGLE」に情報を入力してもらうことで、表計算ソフトの集計作業や事前準備が不要となり、作業工数が半減した
・月次で実績が締まった後すぐに、経営陣が管掌領域の予実レポートを見られるようになった
・予実の精緻な可視化により、コストコントロールや報告、打ち手のアクションなどに各店舗・拠点が主体的に取り組むようになった
■サマリー
東急スポーツシステム株式会社では、表計算ソフトで経営管理を行っていましたが、約30拠点からのデータ集計や見込更新時の紙ベースでの承認プロセスなどに膨大な工数がかかっており、コロナ禍以降加速した事業環境の変化に対応すべく全社的な効率化やペーパーレスを実現したいと考えていました。また経営層や社内外のステークホルダーとのタイムリーな経営状況の共有も課題でした。経営資源の戦略的な投資判断を支える経営管理プラットフォーム「DIGGLE」の導入により、各拠点が直接「DIGGLE」上に情報入力・自動集計が可能になり、予算策定の工数の半減など業務効率化や、タイムリーな社内の情報共有が実現されました。また毎月精緻な予実の可視化ができるようになり、各店舗や各拠点での主体的なコストコントロール、打ち手のアクションの実施など、行動変化にもつながりました。
■東急スポーツシステム株式会社 コーポレート本部 ご担当者のインタビュー記事
東急スポーツシステム株式会社 コーポレート本部の田淵氏、吉田氏、原氏に、具体的な経営管理プロセスや以前抱えていた課題、経営管理DXによる効果を伺いました。


